18人の"大好き"の気持ち~虹ヶ咲学園1stライブを終えて~

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の1stライブ、本当にお疲れ様でした!!

今回は印象に残ったMCに絞って彼女達の想いを読み取っていきたいと思います。

まとまらなかったらゴメンなさい!!

 

ちぇみーのMC、本当にずるかった……

アニメ化が発表されて盛り上がっている中、涙を流しながら、

「オーディションのときに虹ヶ咲学園はアニメ化しませんのでよろしくお願いします。」と伝えられていたとの衝撃的なカミングアウト。

虹ヶ咲学園がアニメ化しないのではないかという話は随分前から噂として流れていたのですが、まさかオーディションのときにキャストに伝えていたなんて残酷な話があるのか…と私は感じました。

μ'sがアニメ化し、その流れでAqoursもアニメ化、3代目の虹ヶ咲はゲームコンテンツのみの副産物。

プロジェクト開始時にはいわゆる"オマケ"の扱いであったということがこの言葉から分かります。

そこから彼女達の頑張りでアニメ化しないといっていた運営までも変えてしまった。

これは並大抵のものでは無いと感じています。

虹ヶ咲学園はμ's、Aqoursと違い、個人でのソロ活動というものです。

これには当初、「グループじゃないと意味が無い」「ソロで売るのは難しい」といった心無い意見がたくさんあったのを覚えています。

毎月の投票制度などを含めた、常に順位でライバルとして争わないといけない。

あかりんのMCでもありましたが、「なんであの子が1位なのか」このような事態が頻繁の起こるようになっていました。

前日のともりるのMCでも「自分の大好きに素直に、他人の大好きを否定しないで欲しい」ということが語られていましたが、これは彼女達のいわば"宿命"のようなものだと思います。

しかし、舞台裏でメンバー同士で励ましあったり、彼女達はグループという形ではないですが、仲間になっていました。

あかりんのMCにともりるが大泣きしているのが凄く印象的でしたが、それを慰めているちゅんるん、かおりんがいたり、タオルや水を持ってきてくれるメンバー。

彼女達だけの絆が凄く伝わっていました。

そして、ラストのともりるのMC。

「TOKIMEKI Runnersの歌詞での"どうなるかは僕ら次第"っていうのは私達にも当てはまると思う。実際にアニメ化しない虹ヶ咲がアニメ化したんだから。」

彼女達はまさしく低確率の奇跡を一歩ずつ手繰り寄せたのです。

「虹ヶ咲学園がソロ活動をすることはせつ菜を含めた9人の想いだから尊重したい。ソロだからこそ、18人で高めあえることがあると私はおもっているから。」

グループじゃないと……という意見を全て否定するソロ活動での意義。

これは言葉だけなら、簡単かもしれません。

でも、アニメ化しないと言われながらも彼女達9人が本気でキャラクターである9人への愛を注いで一生懸命活動してきたからこそ、ファンがついてきて、武蔵野森が満員になったと考えています。

大好きを大切にするというのは本当に難しいです、他人に何を言われても好きだと主張するのは辛くしんどいものだから。

でも、虹ヶ咲学園の1stライブで見せられた景色は彼女達18人の希望と明るい未来の訪れを予感させるような素晴らしいライブだったと確信しています。

彼女達のキャラクターへ、そして私達の象徴である"あなた"への愛が続く限り私は彼女達をずっと応援していきたいと思いました。

 

最後に、虹ヶ咲学園を見たことがない方々へ。

大好きの形は本当に様々なものがあると思います。

だからこそ、受け入れられないものがあっても仕方がないとは思います。

でも、遥か遠い場所から彼女達の頑張りにケチを付けるようなことだけはフェアじゃないと思います。

自分の大好きも他人の大好きも尊重できる素晴らしい場所にこれから虹ヶ咲学園の活動はなっていくとも感じています。

もし興味があれば、見てから判断してもらえると嬉しい限りです。

18人の活動がこれからも素敵なものになることを一人のファンとして祈っております。