チキポテ考察:しゅかランド運営との溝を見る
1.はじめに
今回、私は推しである斉藤朱夏さんの第2回FCイベント「チキンとポテトどっちがいい?」に参加した。
大学の必修や教職の兼ね合いで決して楽では無かったが、前回のFCイベントの楽しさ。
そして、くつひもの結び方の満足度の高さから平日でも行ける手段があると思ったので、今回参加した。
しかし……
多めに見ても40点。
半分以下の満足度しか得られなかった。
今回のブログはイベントを振り返りながら、しゅかランドのネガキャンをしていく内容になってしまうため、本気で今回のイベントが満足した方はブラウザバックを推奨致します。
2.イベント概要
内容としては
・開幕ダンスパート(シュガーソングとビターステップ)
・斉藤朱夏への挑戦状(しゅかランドで募集されてたもの)
・斉藤朱夏の2020年を占う(占い師との対談パート)
・怪盗3110とのバトル(しゅかランドで用意された謎解き)
・お便りコーナー(しゅかランド内の課金ポストの内容を一部紹介)
・ライブパート
1.ことばの魔法
2.チキンライス
3.パパパ
・あいさつ、記念撮影
まあ、こういった内容である。
自分で書き出してみたものの、この時点では何が悪かったのか分からない上に、イベント内容として悪くないようにも見える。
次のパートで感想と共に考察していきたいと思う。
3.良かった点
まず先に良かった点を見ていこう。
良かった点は非常に大事である。
まず、3月以来の斉藤朱夏さんのダンスパフォーマンス。
"圧巻"というほか無かった。
相変わらずのキレのあるダンスと私達を煽りながら、ボルテージを上げていく姿は素晴らしいものであった。
そして、斉藤朱夏への挑戦状。
まあ、内容は挑戦状ということで斉藤朱夏さんにやってもらいたいことをファンクラブサイトで募集し、それに挑戦するという内容。
ありきたりな企画だったが、可愛いものも多く、斉藤朱夏さんを堪能できたと言っても過言では無かっただろう。
そして、ライブパート。
やっぱり自分は"アーティスト"斉藤朱夏が好きなので、アコースティックver.での3曲。
アコースティックver.で最も映える「ことばの魔法」、クリスマスということで「チキンライス」、最後に「パパパ」とバランスは悪くなかった。
くつひもの結び方よりも声に伸びがあるように感じたのは、曲間が長かったこともあるかもしれないし、会場の影響もあるかもしれないが、満足出来るものであった。
私の推し曲である「パパパ」も回収出来たし、最高だった!!!!
といつもならなるはずなのに、今回はイベント特有の高揚感もなく、淡々と終わったなという印象。
ここまでは良かった点だけを語ったので、今回のイベントに疑問を持っていない方は以下を読まないことを推奨致します。
心の準備はよろしいでしょうか?
4.不満だった点、改善点
①占いコーナー
まず、占いコーナーである。
斉藤朱夏さんの2020年を占うということで、ゲッターズ飯田さんの一番弟子の方を呼んで占いコーナーをするという企画があった。
まあ、推しが2020年どうなるのかドキドキしながら、話を聞くのは面白かった所も少しはあった。
だが、全体的に長い。
観客である我々は見ているだけなので、一切参加という形も無く、歓声を送ったりするだけ。
それこそ、この企画自体を「しゅかりごと:新春スペシャル!!」くらいでAbemaTVの配信でやった方が盛り上がったのではないかと思った。
観客の有無が必要性のない占いコーナーをぶち込んだ意味が分からなかったのである。
せめて、我々が参加出来るものであって欲しかったところであった。
②怪盗3110とのバトル
これは分かりにくいので、説明しながら見ていきたいと思う。
概要としては、
・怪盗3110から予告状?のようなものが来る
・5問の問題があり、それを解いて出来た答えを導き出せば斉藤朱夏さんに商品をプレゼント。
・5問の問題を解くために観客である我々が事前に書いたヒントをBOXから斉藤朱夏さんが抽選箱から引いていく。
・各問題で最も良いヒントを出した人にサイン入りポスター?を舞台上で直接、手渡しでプレゼント。
ここまで辿れば、何の問題もないように見えるが、ツッコミどころ満載なのでそれを書いていきたいと思う。
まず、5問の問題を解くために引くヒントカード。
これには、自ら席の番号を書く欄が存在しており、観客は薄々これを引いてもらえればサイン入りの何らかの商品が貰えるということが察しが付いていた。
そして、ヒントカードの問題は入場時にランダムで配られた問題でヒントを書いてボックスに投函という形を取っていた。
しかし、5問の問題のヒントカードを斉藤朱夏が引いた枚数は
1問目→3枚
2問目→4枚
3問目→4枚
4問目→4枚
5問目→3枚
とばらつきがあり、フェアな条件とは一切言えないものであった。
そして、ここからが問題なのだが、引かれたカードの方々は皆、サイン入り商品貰えると思っていただろう…
しかし、ここから各問題で一番いいものを吟味して、合計5名様に豪華商品をプレゼントします!!と全ての問題を解いてからの発表であった。
後出しジャンケンも大概にしろよ、マジで……
本気で喜んでた朱夏人の気持ちを考えるとせめて、そのゲーム形式を開始前に発表するべきであった。
そもそも、引く枚数も運営が事前に斉藤朱夏さんとの話し合いで何枚引くかの指示や準備などがあれば、フェアなものになったはずなのに、正直モヤモヤが募った。
これなら、前回の1stイベでおこなったビンゴ大会の方が余程フェアで楽しいものだったと断言出来るだろう。
正直このコーナーは楽しい点もあったが、事前準備などの悪さに凄く目が行ってしまったのである。
③しゅかランドのポストでのお便りコーナー
この企画、マジで置いてけぼり感凄くて本当に冷めきった目で見ていた。
ポスト(ランドの課金コインを使用して送るファンレター)に届いていたお便りを紹介するものであった。
紹介者は三人で、大変丁寧で推しに大しての深い愛を感じる素敵な文を書かれていた。
これは間違い無いのであるが、時系列も実際関係なく、今回のイベントに直接関連していないものであったため、ネタ切れでも起こしたのか??と思った。
このコーナーなら、しゅかぎりとか募集してやった方がまだマシだったし、ポストに投函した方が現地にいたから良かったものの、いらっしゃらなかったらさらに最悪の雰囲気になっていたこと請け合いである。
しゅかランド運営にこのコーナーで真剣に盛り上がると考えて入れたのかを徹底的に問い詰めたいところでもある。
だが、それと同時にもう一点気になったのは、このポスト投函者へのリターンの少なさである。
読まれた三人の方は報われたかもしれないが、他にも斉藤朱夏さんへたくさんの想いやメッセージを届けている方が多くいらっしゃるのは私も周知している事実である。
この1年半でポスト投函者へのメリットがこれだけかという点である。
企画ラジオのようなものでポストを読むコーナーなどをやっていれば良かったかもしれないが、生半可に三人だけ取り上げてしまったため、自分のメッセージは届いてるのか。
今までのメッセージは意味があったのか揺らいだ人も多くいたのではないだろうか。
無料の制度であるなら分からないでもないが、お金を取るということはビジネスになっているのである。
もう少し消費者に寄り添うものになって欲しいと考える限りである。
④しゅかランドTVの存在
これが今回のイベントの癌。ゴミである。
イベントの様子を生放送でしゅかランド内で見れるというものになっていた。
確かにチケットの当たらない方への救済処置としてやったのかもしれない。
だが、ド平日に……
現地に来られたのは、学校を休んだり、会社に有給申請したり、会社から早上がりしたりして、各々頑張って会場まで来られた方々ばかりである。
しゅかランドTV内で謎解きパートまで放送されていたと後からFF内の方から聞いて正直、腹が立って仕方が無かった。
6000円払って、お便りコーナー(ほとんどの人には関係なし)、ライブパートのみしか変わらないというのはいかがなものなのか?
現地と非現地の区別をさすがにもう少し明確にしないといけないように感じる。
しゅかランドTVで無銭で見ていれば満足度は高かったかもしれないが、こちらとしては無銭で見れるものをお金を払って生で見ていると考えると話は別問題になってくる。
正直、これが今後続くのであれば、少なくともFCイベントに行く意義は大きく失われると言えるだろう。
⑤現地での新情報発表なし
これは本当に我々をバカにしてるように感じてしまった。
1stイベの時に、2ndイベ開催決定!日付は未定とか、しゅかランド日和出るよとか、ビンゴ機能実装するよ!!(未だにビンゴ機能は実装されていない、なんとかしろク〇運営)、などなど情報を発表して、大いに盛り上がったのである。(本当にされたかどうかは別としてではあるが)
今回は一切無し。マジで。
ホントになんで何も決まってないんだよ。
他の界隈に行けば分かるが、イベントをおこない最後の次のイベントはいつどこどこでやるからお前ら来いよ!!→キタキタキタキタ!!絶対行くぅ!!の流れは鉄板である。
計画性があまりにも無さ過ぎる。
最後にちょっと斉藤朱夏さんが、「3rdイベントもちょっと構想練ってるし、いつかやると思うからその時は来てね!」って感じで伝えただけである。
言ってしまえば悪いが、しゅかランドの信頼関係で言うと、この手の口約束は無視など含めて、守られる方が少ないと相場が決まっているのである。
3rdイベントはまあやるだろう。
だが、明確に日付を決めておかないというのは本当にいかがなものなのか……
FC運営の杜撰さと朱夏人ならこれでもいいだろっていう運営の利益至上主義のこちらを全く考えない方針にはもうウンザリである。
4.終わりに
正直、帰りの夜行バスでこんな文句ばっかりのイベントレポートを書くことになるとは夢にも思っていませんでした。
私の文は自分の気持ちを共有し、読んでくださった方が楽しいと思ってくれたらいいなと思いながら基本的に書くことが多いですが、今回の文は本当に自分のエゴです。
最初に今回のイベントの評価を前回の楽しさの半分と評しましたが、それもライブパートと斉藤朱夏さんの可愛さ、愛嬌によるものがほとんどでした。
そろそろ、斉藤朱夏さんにおんぶにだっこの現在の運営スタイルをやめようと思わないのでしょうか?
斉藤朱夏さんの良さを広めていくことがしゅかランドに求めているはずなのに不満を抱えて去っていった人物を私はたくさん見てきました。
今回のイベントを見て楽しめた人は本当にどんなイベントでもいい意味で楽しめると私は感じます。
ですが、私は残念ながら、イエスマンではないです。
嫌な部分があれば、推しのFCでもこうなったらなと思ってしまいます。
全肯定できるコンテンツであったらどれだけ良かったものか……
次回以降のFCイベントの参加は慎重に見極めていきたいという考えと共に、これからのしゅかランドの未来に希望と展望を感じなくなってしまいました。
ですが、私は斉藤朱夏さんが好きで、パフォーマンスをする彼女のことが大好きです。
だからこそ、パフォーマンスをする彼女を見ることの出来る東名阪ツアーの全通が決まっている現在、東名阪ツアーを楽しむことだけにシフトして行きたいと思います。
ただ一つだけ……
このモヤモヤした思いで、今年度のイベント納めとなってしまうのが本当に残念で仕方がないです。
来年も斉藤朱夏さんが活躍出来る一年になることを私は心から願っております。
追記)2020.8.25
あれからしゅかランドを退会して8ヶ月が経ちました。
友人も2周年を迎えても何の変化もないしゅかランドを退会してしまいました。
声優本人を推すきっかけや熱になるためにファンクラブは存在していないんですか?
ファンクラブの在り方をもう一度私は問いたい。
斉藤朱夏さんのことをあの頃は大好きでした。悲しいほどに。
それでは。